歳をとったり病気で動けなくなったりしても、口腔内ケアは必要です。口腔内で悪い菌が繁殖すると、肺炎や心疾患などを起こしやすくなったり、病気の治りが悪くなったりと、全身の健康にも悪影響を及ぼしますので、定期的にケアをしましょう。
特に、寝たきりになってしまった方へは嚥下のトレーニングが大切になります。トレーニングをしないと、筋肉が弱って嚥下障害を起こしてしまい、自分の口で食事をすることができなくなるからです。嚥下トレーニングも訪問診療で行っています。
動けなくなってしまった方の口腔ケアをするためには、周りの人の力が必要になります。看護や介護をする人が主体となり、歯科の訪問診療を利用するようにしてください。