一般歯科

むし歯

むし歯

むし歯は、早期に発見して対処すれば、簡単な治療で済ませることができます。痛みを感じるようになれば進行していることが多いので、少し違和感を持ったり、冷たいものがしみたりした場合は、早めに歯科医院を受診するようにしましょう。

進行したむし歯の治療について

進行したむし歯の治療について

神経に近いところまでむし歯が進行してしまっている場合、手早く痛みを取り除くために神経を抜く治療を行うことがあります。

しかし当院では、なるべく神経を抜かず、歯の組織を延命させる治療をおすすめしています。神経を抜くと、歯の根っこが割れやすくなるリスクがあるからです。根っこが割れてしまうと、さらに大きな治療が必要となるため、肉体的にも金銭的にも患者様の負担が増すことになってしまいます。

歯や神経はなるべく削らず、抜かないことが大切です。そのために、当院では保険治療以外にも特殊な素材やレーザーなどを用意しています。長期的な視点で考えた、適切な治療をご提案しますので、進行してしまったむし歯がある方も一度ご相談ください。

神経を抜かないといけないと言われてしまった方へ「MTAセメント」

MTAセメント

MTAセメントとは1993年に米国で開発された水硬性セメントで、殺菌作用が強く組織を刺激して硬組織を形成することができます。 よって、むし歯が深くて神経が露出してしまった時や、歯に穴が開いてしまった時などに優れた接着力により有効な治療です。

また、根の中に詰める薬としてもその硬化膨張により封鎖性が高く、従来のガッタパーチャポイントよりも予後が良いのです。
しかし残念なことにこのセメントは非常に高価な為保険診療では使うことが難しいのが現状で、国の保険でも認められておりません。

よって当法人では、患者様のご理解の上、希望される方には自費治療として行っております。ご希望されるかたは何なりとご相談くださいませ。 歯の神経は大事ですので、むし歯が深く神経を抜かないといけないと言われてしまった方、是非一度ご相談ください。

歯周病

歯周病

歯周病は現代人の生活習慣病です。程度の差はありますが、ほとんどの人が歯周病、または歯周病予備軍であると言っても過言ではありません。

歯周病の原因は、歯垢の中にある歯周病菌です。予防や治療のためには、食生活を見直し、お口の中の歯垢をいかにキレイに取り除けるかが大切になります。

歯周病の進行と予防について

歯周病の進行と予防について

歯周病が進行すると、歯を支えている骨が溶けていってしまいます。家で例えると、基礎が弱っていくのと同じことです。骨が溶けると、土台が弱くなったところに咀嚼によって力がかかることになり、さらに進行が加速します。そうならないためには、できるだけ早期に歯周病の進行を食い止めることが必要です。

当院では、歯周病の進行を食い止めるための適切な処置が行えるよう、レントゲンで歯を支えている骨のレベルをチェックしたり、歯周ポケットの深さなどを測定する定期メンテナンスを行ったりしています。

歯周病は、初期の段階で急に進行するものではありません。そのため、歯周病の兆候がある場合は、定期メンテナンスに通っていただくことが重要になります。

歯周病が疑われる症状

以下のような症状がある方は、歯周病の可能性があります。早目に歯科医院を受診しましょう。
  • 歯ぐきから血が出る
  • 歯がグラグラ揺れる
  • 歯ぐきが腫れている、痛みがある
  • 近頃、口臭が気になる
  • 口の中がネバネバして不快
  • 最近、歯と歯の間が空いてきている気がする

歯周病の治療と全身疾患について

歯周病は特別な病気ではありません。初期の段階であれば、クリーニングを徹底することで治療することが可能です。

ただし、かなり進行してしまった場合は、専門的な治療が必要になります。当院では、投薬治療や組織の再生療法なども行っております。そのため、必ずしも歯を抜くのではなく、なるべく残すことを考えながら、状況に合わせて治療法を選択していくことができます。

歯周病が進行している場合、何らかの全身疾患が関わっていることが少なくありません。そのような方には、医科と連携して、歯のメンテナンスと全身の治療を併せて行うサポートもしています。

主治医と情報を共有しながら適切な治療法やタイミングを見定め、患者様の意思を尊重して進めていきますので、すでに全身疾患をお持ちの方でもご相談ください。

親知らず

親知らず

親知らずは、真っ直ぐ生えていてお手入れがきちんとできる場合、必ずしも抜かなくて良いと考えます。ただし、傾いている場合は、隣接する歯との間に汚れがたまってむし歯になりやすいため、深刻な状態になる前の予防処置として、抜歯をすすめることがあります。

当院の親知らず治療について

親知らずの生え方は人により様々です。場合によっては難しい処置が必要になることもあり、無理に抜いてしまうとトラブルがひろがるリスクもあります。

当院では、そうしたリスクも踏まえた上で、CTを使って歯と神経の位置関係を確認し、処置が可能かどうかを見極めています。また、専門的な外科処置が必要な場合は、お近くの提携大学病院などをご紹介しております。

親知らずの周辺に炎症がある場合は、まずは炎症をおさえる治療を行ってから、親知らずの処置に移ります。

抜歯について

当院では、一度にすべての親知らずを抜くのは患者様への負担が大きいと考えておりますので、1本~2本ずつの処置をおすすめしています。特に、左右の歯を同時に抜いてしまうと食事をするのも難しくなるため、基本的には別の日程で対応しております。

ただし、どうしてもお急ぎの事情がある場合には、ご相談に応じます。スケジュールと治療法を調整いたしますので、お申し出ください。

麻酔について

難しい症例の場合や、どうしても痛みへの恐怖がある場合には、静脈内鎮静法(点滴)による麻酔を使用した治療も行っています。当院に在籍している麻酔医が対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

知覚過敏

冷たいものを飲んだ時に歯がキーンとするのは知覚過敏の疑いがあります。知覚過敏とは、むし歯になっていないのに、冷たい水や甘いものなどを口に含んだ時、歯ブラシでふれた時に感じる痛みをいいます。
知覚過敏の原因は通常、磨きすぎや歯周病ですが、歯ぎしりやくいしばりが原因の場合もあります。

  • KAMI-ITABASHI 上板橋院 03-5921-2190
  • OMIYA 大宮院 0120-617-018